マイシグナル・スキャン
マイシグナル・スキャンは、尿検査で、「今」と「将来」の2方向からがんリスクを調べる検査です。
すい臓がん等、最大10種類のがんリスクを一度に検査することができます。
従来の検査方法に比べて負担が少なく、尿中の微細な分子や遺伝子情報を解析することで、がんの早期発見が可能です。
症状が現れる前にがんの兆しを捉えることができるため、早期の治療や予防に繋がります。
尿がん検査(マイシグナル・スキャン)とは
マイシグナル・スキャンが選ばれる理由
- 尿だけでステージ1からがんリスクを検知できる
- 今と将来のがんリスクが、がんの種類ごとにわかる
食事制限のない尿検査で、今と将来のがんリスクを調べることができます。
患者に負担や痛みを伴うことが多い従来のカテーテルや内視鏡を使う検査に比べて、マイシグナル・スキャンは尿を採取するだけで、簡便かつ痛みの無いがん検査を行うことができます。
さらに、尿のマイクロRNAをAIで解析する世界初の技術で、高精度にステージ1からがんリスクを検知できます。
※尿×AI×マイクロRNAを用いたがんリスク検査サービスとして(第三者機関調査)
※本研究成果は世界五大医学雑誌の1つLancetの姉妹紙(eClinicalMedicine)に掲載されました。eClinicalMedicine. 2024; 77: 100972.
※すい臓がんステージⅠ〜Ⅳ全体での感度は88.2%。
日本のがん死亡総数の約7割を占める7つのがんリスク(※)を、⼀度でがん種別に検査することができ、男性で1位の肺がん、女性で1位の大腸がん、早期発見が難しいとされるすい臓がんのがんリスクを調べることができます。
※ここでの7つのがんリスクとは、食道がん、肺がん、乳がん、胃がん、大腸がん、膵臓がん、卵巣がんのことを示しています。
マイシグナル・スキャンはその高い信頼性から、全国800以上の医療機関で導入されています。
がん予防には定期的な検査が大切です
がんは早期発見・早期治療で生存率が大幅に高まり、完治する可能性がさらに上がります。
特に、5年生存率が低いすい臓がんは早期発見することで大幅に生存率が高くなります。
5年相対生存率(全部位) | |
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早期発見できた場合(限局) | 92.4% |
発見が遅れた場合(遠隔転移) | 15.7% |
※出典:国立がん研究センターがん情報サービス(がん統計)
他の尿検査
一般的な尿検査とマイシグナル・スキャンには、以下のような違いがあります。
検査原理・メカニズム
調べられるがんの種類の数
調べることができるがんの種類の数にも違いがあり、他の一般的な検査では膀胱がんやその他のがん1つ1つを検査する必要がありますが、マイシグナルスキャンでは、1度に10種類のがんリスクを調べることができます。
マイシグナル・スキャン (オールインワン) | 食道がん、肺がん、乳がん、胃がん、すい臓がん、大腸がん、卵巣がん
4月以降 前立腺がん、腎臓がん、膀胱がんが追加となります。 |
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尿ヘモグロビン検査 (尿潜血検査) | 膀胱がん、前立腺がん |
尿細胞診 | 膀胱がん |
生き物を使った検査 (犬、線虫など) | 生き物に応じた様々ながん |
がんの種類ごとにリスクが特定できるかの違い
がんの種類ごとにリスクが特定できるかどうかの違いがあります。
マイシグナル・スキャンなら自宅から尿を送るだけで、複数のがんのリスクをまとめて調べることができます。がん種別を特定できるため、万一リスクが高かった場合も次に相談する診療科が明確です。
一口にがんと言っても部位によって病態や治療の方法も様々であるため、診断は一般的なクリニックではなく専門の病院で行います。
そのため、体のどこかにがんがあるかわかっても、がん種が特定できなければ、どの診療科にかかれば良いか判断ができません。
がんの種類ごとのリスクが特定できれば、次に受ける検査・診療科も明確です。
その検査でがんが見つからなければ、それ以上追加の検査の必要もなく、心理的な負担も少なく、結果を受けて安心できるかと思います。マイシグナル・スキャンはそれを可能にします。
マイシグナル・スキャンの料金
マイシグナル・スキャン | 69,300円(税込) |
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施術概要
施術時間 | 5分 |
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洗顔・メイク・入浴 | 特に制限なし |
ダウンタイム | 尿検査なのでなし |
効果的な頻度 | 基本的には年一回以上の頻度で継続的な検査を推奨 |
痛み | 尿検査なので痛みなし |
リスク・副作用 | 特になし |
注意事項 | 妊娠中、生理中、20歳以下の方は検査を受けることができません |
よくある質問
〈マイシグナル・ナビ〉
20歳未満の方はサービス対象外となります。
〈マイシグナル・スキャン〉
下記に該当する方はマイクロRNAとがんの関連性について十分な検証ができていないため、原則検査対象外となります。 妊娠中の方 20歳未満の方 受検することは可能ですが、結果はあくまで参考値です。また、尿に血液が混じると検査に影響があるため、生理中の受検も避けていただいています。